『進撃の巨人』がヒットすべくヒットした6 つの理由

2013年4月からTOKYOMXなどで放映されているテレビアニメ『進撃の巨人』。

人類を喰うことから、人類の脅威である「巨人」と
自分たちの命をかけて戦う「人類」の物語。

漫画はすでに10巻まででていて、累計刷部数2000万という数字(ひぇ~)!

しかし、面白いのはsuzuno含め
テレビアニメでさらにファンを増やしたこと。

ここにはヒットすべくヒットした理由がいくつかあります。

1:予想外のストーリー
まず、今までの漫画と違う点は、「恐怖」からスタートをする点。
この先、どのように展開するのか一気に引き込まれます。
また、ここで主人公がいい方向に向かう、と思いきや
また絶望に突き落としたり、予想を裏切る展開は秀逸です。

2:怖い
人に対して、印象をつける方法として「恐怖を植えつける」という
という手法があります。小さい子どもをしかることで
「これをすると怒られるからやめよう」と思わせる行為と同じです。
「進撃の巨人」は意図も簡単に人間が喰われたり、
手足がなくなったり、内臓が見えたりとグロイ。
また面白いことに、恐怖というのは、クセになります。
この恐怖(グロさ)にハマってしまう人も多いでしょう。

3:言葉遣い
今までの主人公にあるまじき言葉を、主人公エレンたちは使います。
「皆殺し」「駆逐」「豚」「家畜」……。
1語だけで強さ、得体の知れない恐怖を持つ言葉をたくみに使う使い方は
「エヴァンゲリオン」と近い、いやそれ以上の洗脳性があります。

4:考えさせる展開
今までの話ともかぶりますが、主人公たちの行動は果たして正義なのか
なんなのかわかりません。モラルについて、世の中の無常観について
この作品は常に問いかけをしていきます。

5:感情移入ができる登場人物
「SATC」の脚本家が言っていたのですが、
「誰が見ても感情移入できる人物を登場させる」のが
ヒットをつくるポイントと言います。

主人公エレンとミカサ、アルミンが主要なメンバーですが、
それぞれの個性が違い、それぞれ闇を持っているところも
だれかしらに感情移入をさせてしまいます。

6:映像と音楽のクオリティ
映画のようなクオリティというのは見た人が全員疑いません。

もっと考えたらあるのだろうけど、これだけの要素を供えている
コンテンツがヒットにならないわけがない。
お見事、K談社!

(アニメ見てると、この服買いたくなるなぁ)

 

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