オリジナルな企画は本当に難しい

新しい本を作るときにおなじみの「企画会議」。
出版社や編集部によって違うけれど
やはり、なかなか緊張するもの。

自分が面白い!いける!売れる!と思ったものが
他人から見たら、「そうでもないんじゃない?」と思われて
ボツになるというのは、なんていうか「へこむ」のです。

例えてみれば、
結婚しようと思っていた相手に
いきなり別れを告げられた気分なんです。

「何で何で?一体、私のどこがいけなかったのーー!?」
と半狂乱に訴えるくらい(いや、訴えないけど)、落ち込むのです。

なので、チキンハートなsuzunoはバクチ企画ではなく
「通る企画」を考えがちなのですが、
通る企画は「かぶりやすい」というのがクセモノ。
他社からも似たような時期に発売されやすいので
スピード感が大事。

そこで、オリジナリティ要素を
ちょこちょこトッピングしてみます。

でもこれ、意外とうまくできる人が少ないなぁ
というのがsuzunoの感覚です。
他の人の企画をみても「惜しいなぁ~~」と思う部分でもある。

あんまり変に味付けるとなんの料理か分からなくなるし、
創作料理になったら、誰も手をつけない。
奇抜は怖いし、マンネリ感があれば他で食べるからいいよ、
って話になる。
本当、料理の世界と企画の世界は似ていて、
マーケティングだけでは企画は作れなく、
やっぱり難しい。と思います。

なんでこんなことを書いたかというと
私の小規模な編集部で
新しいメンバーからだだかぶり企画を出されてしまったので、
少々凹んだという話。
ちっちゃくてゴメンなさい(だって、チキンだもの)。

そういうときは、
発想を変えて、別の分野に逃げるのがsuzunoのいつもの手。
アマゾンの評判がよいこの本に注目しています。

「新しい市場のつくりかた」



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感想はのちほど挙げますんで~!!

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